馬の能力を情報収集
過去の沢山なデータから馬の能力を見極めることもできます。これらのデータは専門紙やスポーツ紙、有料サイトからも入手できます。
今ではインターネットで特定の馬の特集などをしている個人のブログもありますので、そのような情報も参考にするのがいいでしょう。
過去のレースで同じ距離のレースの時にその馬が出した最も速い走破タイムのことを「持ち時計」と呼びます。瞬発力の目安となるラスト3ハロン(600m)のタイムのことを、「上がり(3ハロン)」。と呼ばれます。
どちらも、その馬の能力を知るうえで非常に重要な情報ではありますが、レースというものは、コースの特徴や馬場状態など、展開などに様々な影響を受けますから、単純にこれらのタイムだけを見て判断することはやめておいたほうがいいでしょう。あくまでも参考までというほうがいいです。
主に以下のような特徴に、血統が強い影響を及ぼすとされています。
- 距離適性
- 短距離向きなのか、長距離向きなのか。
- 芝・ダート適正
- 芝向きなのか、ダート向きなのか。
- 重・道悪適正
- 重馬場や、ぬかるんだ不良馬場をこなせるかどうか。
- 成長型
- 早熟型か、晩成型か。
- 距離適性
- 短距離向きなのか、長距離向きなのか。
特に雨が降って、重馬場になってくると、パワー型の走りができる馬とそうでない馬の差がそのまま勝敗を分けることもありますから、血統チェックは必須となります。
走破タイムをデータ化し数値に置き換えたのが「スピード指数」というものです。
今までのレースデータもとに算出した「レーティング」、スポーツ新聞等(日刊スポーツ)が独自のデータや情報により馬の能力を数値化した「日刊コンピ」などがあります。
指数のわりにオッズがあまり人気がない馬などは狙い目なのかもしれないですね。